Bula!
今回は、私が起業する元になったエピソードをご紹介させて頂きたいと思います。
実は、店舗名でもあるDecoration shopの1つとして、Nail decoration もしております。一般的にいうネイルサロンですね。
ただ、専門店ではないので、フットとエクステンションのメニューがなく、ソフトジェル(全て日本製)を自爪に施術するというサービスの提供になります。
📷Instagram(ネイル用) アカウント→ mk.fiji
料金設定は、日本の半額ほどです。ネイルとジェルの相性もありますが、2ヶ月くらいもつ方も中にはいらっしゃいます。現地の日本人留学生さんや、ビジネスでフィジーに滞在されている方、現地人の結婚式などのイベントの際にご利用いただくことが多いです。
よく、「日本でネイリストをしていたのですか?」と聞かれますが、その経験はありません。日本でネイルサロンには常に通ってはおりました。受付や営業をしておりましたので、指先を綺麗にしておくのが習慣化していたんですね。
フィジーでの就職が決まり、現地のネイルサロンをネットで検索。
しかし全くヒットしなかったのです。
そこで、「ネイルサロンが無いなら自分でネイルをしよう!」と思いつきました。これが、ネイルを始めることになったキッカケです。
ネイリストの知人に依頼して、ネイル道具を一式揃え、施術方法を伝授してもらいました。ネイルサロンで目が肥えていたので、現地到着後は、ネットで自分好みのデザインを描く研究も重ねました。
キラキラしたネイルは、フィジーの太陽の下でよく目立つのか、バスに乗っては手を取られ、キャッシャーでも手を取られ、「どこでやったの?私もやりたい。」と言われる日々。
会社でサイドビジネスは、認められていなかったので物々交換や、材料費だけ頂いて友人にネイルをするようになりました。
さすがは、横の繋がりが多いフィジー。私がネイルをした友人のネイルを見た、その友人たちから
「私もやって!」というリクエストが増えてきました。
その時に自分の中に浮かんだ1つの疑問。
「こんなに依頼があるのに自己流でやっていていいのだろうか」
そこで、しっかりと基礎から学ぶために学校へ通うことを決意しました。
●日本の技術は素晴らしいので、日本人から学びたい
●会社は、2週間ほどしか休めない
この2点を叶えられるのが、オーストラリアでのネイル留学でした。
留学への出発は、ちょうど2013年のFiji dayの日。忘れません。
通常、半年ほどかけて卒業するコースを2週間に凝縮していただき、毎日10時間以上勉強しました。そして試験も満点をとり無事に卒業することができました。
私が選んだスクールは、ネイルサロンも併設されていて、VOGUE Australiaのイベントにも声をかけられるほどの素晴らしいスクールで、プロとしての心構えまで十分に教えていただきました。
「毎日、休みなく大変だったでしょう?」とよく聞かれます。興味のあることを毎時間学び続け、技術が上がる瞬間を積み重ねている時に、一度たりとも大変だなんていう気持ちにはなりませんでした。
むしろ、「もっともっと成長したい!」という気持ちでいっぱいでした。
↓毎朝の通学電車の中から撮影しました。素敵な風景を見られて楽しかったです。
![](https://static.wixstatic.com/media/882fd1_e2de4b2d7c754253be59758f95b2ae30~mv2_d_1536_2048_s_2.jpg/v1/fill/w_980,h_1307,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/882fd1_e2de4b2d7c754253be59758f95b2ae30~mv2_d_1536_2048_s_2.jpg)
学校では学ぶ事がとても多く、何よりも資格をとって自信がついたのは大きかったです。
そして、フィジーに帰国して間もなく、親しい友人から
「Miss World Fiji が近くに住んでいるから、彼女のネイルをさせてもらったら?」と言われたのです。
この時は、出来ることが増えていた自信からか、もうなんだか胸がワクワクする事に惹きつけられていっていました。当たって砕けろ。
これからMiss Worldのロンドンでの世界大会に向けて出発するというタイミングだったので、大会用のネイルをさせて頂きたいと思い、何日もかけてフィジーらしいデザインを考案し、サンプルをもって彼女を直撃しました。
ちょうど渡航前パーティーをしていたのですが、そこで出会ったMiss World Fijiの美貌と魅力に、もう感動しっぱなしでした!
人懐っこい彼女は、私の拙い英語での話を、しっかり目を見て聞いてくれ、デザインもとても気に入ってくれました。しかし、Miss World のディレクターの指示の元で動いていたので、残念ながら私は介入できずに終わってしまいました。
でも、後悔は全くなし。
「やって良かったー、楽しかった!普段の生活では会えない人に出会えた!見られない世界が見られた!」という気持ちでした。
が、しかし、彼女とのこの出会いが後々、起業へのキッカケとなるのでした。
ちょっと長くなってしまったので、次回の投稿で完結させます。
それでは、Moce!
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